ニューヨーク旅 +α
”ニューヨークに行って何すんの?”
”あんな汚いとこ、何がええのん?”
行ったことのある人からでも、こういわれたことがあります。
私も、行く前、到着してすぐは、こんな感じでした。
好きな人、そうでない人のわかれる街、ニューヨーク。
ニューヨークに行くと決めてさてどこで何しようか?
見るところがあるようなないような。思いつくのは、自由の女神と美術館くらい。
欧州のように、歴史があるわけでもない。特に惹かれる観光地もなし。
しかし、物理的にそこにある何かではなく、見えない何かがとても素敵だった。
旅行で行った時、人との温かい交流に癒された。日本では、すっかり忘れてしまっていたもの。
半年の滞在で、人のさりげない優しさに触れ、大きなエネルギーを感じた。
創造力や想像力が湧いてくるような、ちょっとスピリチュアルもにおわせるようなエネルギー。
何なんだろう、あれは。
ニューヨーカーに聞くと、多様性からくるエネルギーだという。
そうなのだ。何でも受容してくれるような器があり、そこに誰でも飛び込んでいけるような、飛び込んでいきたくなるようなエネルギーがあるのだ。でも、それだけではない、何か不思議なエネルギーがそこにあった。
1..ニューヨークの人の魅力
2.Sachiのおすすめニューヨーク
3.ニューヨークからのプチ旅行
1.ニューヨークの魅力
☆ニューヨークの人たちの思いやり
ニューヨークに、着いた日のこと。スーツケースには、本がぎっしりで、階段の前で途方に暮れていました。すると、青年が、
「手伝おうか?」
と声をかけてくれました。
彼にとっても、相当重かったようで、
「こんなに重いのに、人に助け求めないとだめだよ。」
と、優しい説教。これが、日常。
カップルの女性が、
「重そうだから、運んであげたら」
と、男性に言うと、
「手伝ってもいい?」
と声をかけてくれて、運んでくれたり。
☆リンカーンセンターで、オペラのチケットを買った時のこと。
安売りチケットの窓口で、
「学生証ある?」
日本でいうところの学生の年齢は、はるか過去のもの。
しかし、一応、英語学校には在籍していた。
「英語学校だけど。」
「授業料領収書でいいからコピー取ってきて。」
何とか、安くしてあげようとしてくれる。
それで、結構いい席だったりする。
☆温かいコミュニケーション
ヨガ教室の更衣室のベンチや、カフェで相席になり、楽しく会話がはずんだり、
「そのコート素敵ね」
通りすがりの人が、ほめてくれる。
スタバで、少しむせたとき、おじさんが、黙って水を貰ってきてくれたり、とても、自然な思いやりに温かくなりました。感謝。
2.Sachiのおすすめニューヨーク
1.美術館の特別展
旅行で見るのは、常設展が多いのではないでしょうか?
是非、特別展をチェックして下さい。
日本では見ることのない、作品群や、画家の作品が見れるかもしれません。
美術館は沢山あります。また、小さなギャラリーも含めると、自分が求めている絵に、展覧会 に出会う可能性は高いのではないでしょうか。
特別展で、キュレーターの視点に度肝を抜かれるかも。
2.地下鉄Mラインーマイトルワイコフ駅(ブルックリン)から
マンハッタンへ
地下鉄Mラインは、マンハッタンまでは高架を走るので、素晴らしいマンハッタンの夕景、夜景が車窓から見ることができます。ただ、Mは本数が少なかった記憶あり。 マイトルワイコフはMもLも利用できます。行きは、Lラインを使う方が、時間効率がいいかも。マイトルワイコフ駅周辺はストリートアートのメッカ、ブッシュウィック。日中、ストリートアートを見て、夕方、電車に乗り、マンハッタンへ。実は、少し住んでいたのですが、見るべきアートのあるストリートは、方向が違ってたことが、帰国して判明。それでも、ブッシュウィック。ストリートアートはそこいらにありました。電車からの夕景、夜景は飽きることなく素晴らしかった。
3.シーズン中であれば、頻繁に、アートが開催されているリンカーンセンター。
予約なしでも、ぶらっと行けば、チケットが手に入ること多いです。安い席もあります。
バレイ、オペラ、クラシック。是非、窓口に並んでみてください。日本では、簡単には見ることができない舞台がそこにあります。しかし、シーズンがあるので要チェック。
4.クロイスターズ美術館
クロイスターズ美術館は、メトロポリタン美術館の分室で、マンハッタンの190stにあります。
美術館も見事なのですですが、この周辺の環境も、堪能してください。公園とハドソン川に面しており、マンハッタンの喧騒を忘れさせてくれる、落ち着きと、懐かしくも美しい景色が気にいっていました。大都会ニューヨークの魅力の一つは、少しだけ足を延ばせば自然の中に身を置くことができること。
地下鉄Aライン190st,or バス。バスからワシントンブリッジが見えます。
クロイスターズ – Wikipedia
.5.ブルックリン美術館ブルックリン美術館
バスキアは、ジャン=ミシェル・バスキア – Wikipedia
1988年に27歳に早逝した、ブルックリン出身の画家。
ブルックリン美術館には、彼の作品が100点以上もあるそう。
実は、恥ずかしながら、バスキアを知らず、多分素通りした。知ったのは、あの前沢氏が123億円で彼の作品を買ったというニュースから。
バスキアは、アンディ・ウォーホルの死から孤独感が深まり、ヘロインの過剰摂取で亡くなったようだ。彼の深い苦難や孤独が、作品に表現されているのだろうか。
いつかまたニューヨークに行くことがあれば、必ず、観に行きたい。でも、正直、彼の絵の良さは今のところよくわからない。
因みに、北九州美術館にもバスキア作「消防車」を所蔵しているようです。
こっちが先か?
6.ヨガ教室
ユニオンスクエア駅の近く。有名なチョコレート専門店マックスブレナーの隣が、ジバマクティヨガ教室です。無料マットがあり、英語がわからなくても、少し後ろ目に場所を取って周りの動きに合わせていれば、大丈夫。ヨガ経験があるなら、ちょっと寄ってみては?
因みに、チョコレート屋さん、チョコレートパイなるものが、店で食べれます。
チョコレートは、さておき、ここのハンバーガーが結構おいしかったです。
3.ニューヨークからのプチ旅行*数日間、時間ができた人へ、
気軽に、ニューヨーク近隣へ、バスが便利。
1.日帰りフィラデルフィア
何やら、歴史的に重要なところらしいのですが、
私は、専ら、フィラデルフィア美術館を勧めます。
ここだけでも行く価値あり。
ロッキーの撮影があったところらしく
、 美術館への階段の手前に銅像があり、人だかりができていました。
ここは、常設展だけでも十分堪能できました。
素晴らしい絵画が沢山。美術館が好きな人は是非。
2.2日あれば、少し遠出。
ボストンに行くか悩んで、ノーマンロックウェル美術館に行ってきました。
元々大好きな画家。二泊で行ってきました。片道3時間くらい。
街ごとノーマンロックウェルの世界でした。
ノーマン・ロックウェル美術館 – Wikipedia
他にも、ボストンやワシントンなども射程内です。
せっかくここまで来たなら、少し足を延ばしては?
ただ、アメリカは急速に治安が悪化しているようです。
私が行った頃は、治安に不安はなかったのですが、あれから7年でしょうか、
アメリカの失政が治安の悪化を生んでいるようです。
ニューヨークだけではなく、フィラデルフィア―も薬物中毒者が通りに見られます。
くれぐれも気を付けて。
バス旅は、
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