パラレルワールド??trip to NY

2022年8月1日

The composition of the space of time, the flight in space in a spiral of Roman clocks 3d illustration

パラレルワールドという言葉、最近よく耳にします

並行世界、なにか、別の世界が存在するのではないかという話のようです

物質を構成するものは、量子であり、その事象は、絶対的なものではなく

確率であらわされる。

じゃあ、確率で外れた世界はどうなるのだろう?

その世界が、パラレルワールドということなのだろうか?

それを考えたとき、私たちは、この瞬間瞬間を、ある確率で、自分の意思の有無に関係なく

選択していることになる。

まるで、映画のワンシーンが、いくつも重なって、映画ができているように。

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ニューヨークに旅行に行った時だった。



学生から社会に出たときに、理不尽さに苦しめられた。環境を変えもがいたが、悪くなる一方だった。

自分を責め、自分を傷つけた、そして自信がなくなっていった。

自信がなくなると、そこから離れる勇気をも失っていた。

””人に期待せず、向上心を捨てれば、結構生きていけるやん”

と思いながら、帰社時に電車の車窓からの綺麗な景色を見ていると、自然と涙が頬をつたっていた。

そんな時でした。

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学生時代に、アルバイト先に年上の女性がいました。

その方が、急に、

「私、手相みれんねん。」

というので、手を差し出し

「観てー」

というと、手相とは関係なく

「ニューヨークに行ったら人生変わるで。」

といった言葉を、思い出しました。手相関係なかったのですが。

あの頃は、自分の人生は、自分の努力で切り開くことができる信じて疑わなかった。

だから、何かにすがる必要がなかった。

しかし、この状況になり、久しぶりに、このニューヨークのことを思い出した。

米国には、仕事で中西部、旅行で西海岸に行ったことはありましたが、そんなに、興味のある

国ではありませんでした。

ただ、休暇にやりたいことも考える意欲もなくなっていた。

だから、”NYって、なにもなかったでしょ?”と旅が終わって言うことがわかっていながら

それを、確かめてみたいのもあり、出かけることにしました。

どうせならと、7月4日の独立記念日にニューヨークに入った。

そこから、2週間の旅。

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最初の1週間は、予想通りというか、特に予定をこなしているだけだった。

独立記念日は、何かイベントがあるのを期待していたのだけど、川から上がる花火を見ただけだった。

唯一楽しみにしていたメトロポリタン美術館も、ルーブル美術館と同じ失敗をしてしまい、

欲張ってすべてを一日で見ようとして、結局、疲れただけで終わってしまったのだった。

ニューヨーク周遊チケットというのを買ったのです。入場券が入っていて、

それを一枚づつ消化していく感じだった。

ロックフェラーセンターやエンパイヤ―ステートビルからの夜景を見たり、

マンハッタン一周クルージング等々。

夜景は綺麗だったけれど、NYは大都会なのに、緑が多く、そこは夜景になると暗闇になる。

それに対して、大阪は、悲しいかな緑がないので、一面の夜景となり、生駒山からの東大阪の

夜景などは、NYに勝つかもしれない。

1週間は、予想通りの展開だった。

2週間目。

日曜日、朝早く、ハーレムへ。

教会にゴスペルを聴きに行きました。

地下鉄、最寄り駅に到着し、地上への階段を上がった時だった。

静かな朝の大通りが目の前に現れた。

その時、なぜか、とても懐かしい感情に包まれたのだ。

とても、落ち着き、そして、優しい風。

ハーレムは、今でこそ、白人が住んでいるが

元々は、黒人文化が生まれた町、黒人の多い町。

治安が悪いと聞いていて、警戒していたので、自分でも、とても意外だった。

教会の場所がわからない。

信号待ちをしている女性に尋ねた。

物静かそうなその女性は、わざわざ老眼鏡を取り出し、

文字の小さな私のガイドブックをてにとって、道を丁寧に教えてくれた。

信号を渡ると、歩道に椅子を置き、何やら日向ぼっこするおじいさん。

走って渡る私を見て、優しく微笑んでくれた。

教会に着くと、入り口に、お相撲さん体系の、黒人の神父さん。

「なかにはいっていいですか?」

と恐る恐る聞くと、考え込み、顎に指を添えて、右上に視線を向けた。

”えっ、ここまで来て、ダメなのか?”と、焦りが募った瞬間、彼のいたずらを見破った。

笑い出す私に、彼も笑顔で、そっと、背中を押して、教会の中に招き入れてくれた。

何でもないことなのだろうけど、ここで、出会った3人の黒人の人たちが、すっかり忘れていた人との

温かいコミュニケーションを思い出させてくれた。

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午後に、ジャズを聴きにブルーノートに出かけた。

滞在期間が短く、到底演者を選ぶことはできない。

雰囲気だけだけでも味わおうと、ランチタイムショーへ。

青年4人のグループだった。演奏が始まった。

しばらくして、ベーシストとよく目が合うようになった。

ブルーの目を見ているうちに、彼の悲しさが伝わってきた。

メンバー紹介で、彼は、ハーバード大学とエール大学を卒業していると。

この華やかな、ニューヨークでも、一見、恵まれた人でも、

懸命にもがいて生きているのだろうかと、想像した。

繊細な人の心を感じるのは久しぶりだった。

人を傷つけても、平気な人たちといると感じることを忘れていた感覚が

よみがえった。

しかし、真実はわからない。私の単なる妄想かもしれない。

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次の日は、プロスペクトパークへ。ニューヨークフィルハーモニーの無料コンサート。

芝生に直に座って、演奏を聴く。

早くいったことで、いい場所が取れたが、いつの間にか、知り合い同士の3家族の真ん中にいた。

そして、その家族たちが、パーティーをし始めた。

バツが悪いが、どうせ演奏が始まるまでの時間と、そこで、じっとしていた。

「一緒に、やらないか、ワインもあるし」

と、誘ってきたのだ。

「ありがとう、でも、結構です。」

と断ると、その親父が、怒り出した。

相手は、とても怒ってるのだが、なぜか、嬉しかった

私の置かれた、排他的な環境が、異常だったのかもしれないと思った。

ほんの些細なことなのだが、思いやりを感じることのない殺伐とした関りしかない

ことが、日常になっていることを思った。

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次の日、現代美術館(MOMA)に行った。

館内は真夏なのに、真冬。じっとしていると、手が冷たくなり、体の体温が奪われる。

メトロポリタンと違って、そう大きくない。じっくりと一つ一つを見て回った。

昼過ぎになり、いよいよ、寒さで意識は朦朧となり、疲れが限界に達していた。

廊下に出た瞬間、一人の男性が目に入った。

”うわ、かっこえ”思わず、意識が反応した。

2m近くあり 、細身だが体幹が強いであろう綺麗な姿勢、黒人の美しい完璧なスタイルだった。

あまり、男性を見て、”格好いい”という第一印象を持つことがない。

記憶をたどれば、バチカンのスイス人衛兵の一人が、あまりに素敵で、

知っている道を尋ねたことがある。

その一度切り。

これが、二度目だが、この時は、兎に角それどころじゃなく疲れていた。

ただ、セキュリティーである彼が、一枚しか絵画が展示されていない廊下にいることと、

視線が、私の足元付近にあった不自然さが気になった。

廊下の奥にソファーがあった。とりあえず、腰を掛けた。

目の前に、廊下にあるたった一枚の絵画がある。

見ようとするが、寒さで意識がはっきりしない。

その時、視界の端に、彼がいた。気が付けば、隣に立っていた。

立ち上がり、レストランに向かった。空腹より、暖を取るため。

廊下を回りこみ、レストランの前で、案内を待っていた。

視線を感じ、来た方向に目をやると、彼がついてきていた。

何か、危険人物とでも思っているのかと、疲れも相まって、機嫌が悪くなり始めた。

彼は、目が合うと、そそくさと、戻っていった。

食事が終わり、廊下に戻る。そこには、セキュリティーはいなかった。

やはり、セキュリティーが配置されるところではなかったようだ。

階段を降りる。閉館時間まで、あと30分。出口に人が集まっていた。

最後のフロアー。

小さな展示室に、わけのわからない作品が。

説明板のところに、1グループが陣取り、何も見えない。

仕方なく、見て歩いていると、いることすら気づいていなかったセキュリティーが、

隣にいた。彼は、腰を直角に曲げ、背を向けたまま、話しかけてきた。

そして、絵画の簡単な説明をし始めた。

楽しかった。しかし、それが終わると、プライベートな質問が始まった。

しかし、気を使いながら。不快になるものではなかったが、同じような、質問が繰り返され始めた、

面倒になり、口調が荒くなったように思う。

それに気づいたようで、彼は背を伸ばし、こちらに向いた。

彼だった。

「あと30分あるから、残り十分に見て回れるよ。」

というと、恐る恐る手を差し出した。

私も、手を彼の手に合わせ、握手した。

汗でびっしょりだった。こんな、体の芯まで冷える館内で。

廊下に出ると、彼のボスらしき人と、同僚がこっちを見ていた。

階段を降り、ふと、上を見上げる。

さっきいた部屋の前に、その二人が、廊下の柵の前に立ち、私を見下ろしていた。

同僚は、ただ見ていたが、ボスは、少し悲しそうだった

そこに、彼はいなかった。

私の行く先々に、彼がいたことが不思議だったが、ボスの許可をもらっていたというのは

妄想だろうか。

何れにしても、私なんかと話すだけで、汗びっしょりになるほどに緊張してくれていたのだと思うと

感謝の気持ちが湧いてきた。

この旅で、今まで、閉ざしていた心の扉が少し開いた気がした。

その後、退職する勇気を得て、半年後、再度ニューヨークを訪れたときには、

彼の姿は、MOMAになかった。ボスも、同僚も。

そして、その時、唯一気に入ってたハンバーガーショップもなくなっていた。

あの旅行は、切り取られた映画のワンシーンのように思えた。

それは、別のパラレルワールドに行くために作られたワンシーンだったかのように。

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