Will Smith 平手打ち!!

ロイター

アカデミー賞授賞式での出来事

プレゼンターであったコメディアンのクリスロックが

ウィルスミスの妻であるジェイダスミスの短髪を

揶揄した発言をしたことで、スミスが怒って、壇上に上がり

平手打ちをくらわしたという。

背景には、ジェイダは脱毛症に悩んでいたとのこと。

そして、裁きは、スミスだけに向けられた。

逮捕だとか、スミスが謝罪したとか、

そこに、クリスロックの非について

追及する文字は見当たらなかった。

そして、米国世論調査

年収15万ドル(約1800万円)以上:54.2%スミスに非 

            2万5千以下:63.4%ロックに非

という結果だった。

さて、この結果について、

まずは、年収差に分けるところが、何かの意図を感じるんですか。

ロックが悪いと言えば、

”年収低いの?”と、どちらかというと、

スミスが悪いと言っておけば、蔑まれずに済むという

計算が働く人がいてもおかしくないような

気がしております。

実は、どちらも明確に非を選択しているのは、

半数程度ということで、結論がスミスだけに

罰則を与えようというのは、違和感しかないのです。

そもそも、このコメディアン、前科がありまして、

2016年のアカデミー賞の司会をした時に、

アジア人を侮辱したことがあったようです。

その問題児を再度使った、アカデミーも

ヘイトへの軽視が見られます。

この論争の、私見を述べますと、

(いらんかもしれませんが)

言葉の暴力<<<肉体的暴力

となっているのですが、

”どっちもあかんやろ”

と思うのです。

最近、どうしてか、経緯を無視して

手を出した方が100%悪いという傾向が

見られます。

陰湿な悪者は、公にならないように、

うまく悪事を働きます。

例えば、いじめです。

被害者は、耐えて、耐えて、最後に

グーパンチしたとします。

”はい、殴ったあんたが悪い。”

”ずっと、カツアゲされてきた。それでもか?”

”それでも、あなたが悪い。”

まあ、例はいくらでもありますが、

抵抗できないものが、最後に取った手段を

有無を言わさず、責められます。

”じゃあ、どうすればよかったの。”

”知りません。兎に角、あなたが悪いのですよ。”

これが、至る所で、今、散見されます。

スミスの妻ジェイダの心の傷は?

ずっといじめられてきた人の心の傷は?

あのコメディアンは、またどこかで

人の心を傷つけるでしょう、笑いながら。

カツアゲは、更にヒートアップするでしょう。

想像力が退化したこの時代、

傷つける相手だと気づいた時には、

その人から、離れるしかないのかもしれません。

自己防衛です。

傷つけられた心の傷は、

いつしか、自分が悪いのではないかと

思い始めると、もうそれは、あなた

自己肯定感、落下の入り口です。

傷つける人が悪いのです。

後悔するのが、職場でのことです。

成果を横取りされてきました。

何らかの手段を講じるべきでした。

しかし、耐えました。

一番悪いのは、それよりも、

自分で自分を責めること、傷つけること。

とても、無駄な時間。

傷つけられたら、言葉で相手に恥をかかせて

二度とさせないような手段を講じるしかないのかも

しれません。

でも、意地悪にはなりたくない。

人を思いやろうとすれば、利用してくる人がいる。

傷つけてくる人がいる。

それは、リトマス試験紙。

”ああ、そういう人だったのね”

速やかに、その人から離れましょう。

その場から、離れましょう。

あなたは、あなたのままでいるために

As you are

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